こんにちは!
側湾症改善専門院の一心整骨院です。
今回は側湾症に整体がもたらす影響についてお話をしていこうと思います。
現在、側湾症でお悩みの方は整体でどういった効果があるのか気になると思いますし
ある程度側湾症に対して整体を行うとどう変化があるのか知る事ができ、適切な施術を受けれるようになります。
中にはもしかしたら側湾症かな?という方も整体を受ける事で同様に効果がどういったものか分かります。
さらにこの記事では側湾症についても簡潔にまとめてあるので、側湾症がどういったものか理解にもなります。
ぜひ最後まで読んで頂いて、側湾症に対して整体がもたらす効果を知ってもらえればと思います。
それでは進んでいきましょう!
側湾症とは
簡単にいうと側湾症とは
『 背骨を正面から見て背骨が左右に曲がってしまった状態。 』 です。
詳しく説明を行えばこの左右に曲がった背骨、特に大きく曲がった状態の背骨同士が作る角度のことを『コブ角』と言います。
そしてコブ角が10度以上になっている状態の背骨を側湾症と言います。
側湾症で背骨が横に曲がる角度には個人差があり、40度〜50度になってくると手術の対象となる事が多いです。
しかしこの側湾症の厄介な特徴として、側弯が進行していても痛みや痺れなどの症状が出る事が非常に稀だという事です。
なにが言いたいかというと知らないうちに側弯が進行してしまうケースが多いという事です。
側湾症はいかに早期に発見するかが重要なのです!
豆知識として側湾症の仲間には
- 脊柱前弯症
- 脊柱後湾症
があります。
上記については別の記事で解説をしていこうと思います。
側湾症の原因
側湾症の原因にはいくつかの原因が存在します。
側湾症の原因として代表的なものが
- 背骨や骨盤のゆがみ
- 骨の変形を発生させる病気
- 習慣化された長時間の同じ体勢
- 姿勢不良
- 継続的な1方向への背骨のストレス など
が主な原因となっています。
ただ、側湾症の中には原因が不明なものも存在します。
原因不明の側湾症は突発性側湾症と言い、保育園児から高校生くらいまでの幅広い若い世代で発生する事がほとんどです。
次の項では側湾症の種類についてお話をしていきます。
側湾症の種類
この項では側湾症の種類についてお話しをしていきます。
先天性側湾症
生まれつき背骨の形に異常があり発症するもの。
一部の背骨の骨が奇形となっている事が多く、その奇形骨を除去する手術を行う事と特殊な装具を装着する事で治療していきます。
突発性側湾症
これは原因が不明な側湾症です。
年齢も広い年代で発症が確認されており、
- 乳幼児期 → 3歳ごろの発症で男の子に多い
- 学童期 → 4歳から10歳頃の発症で進行性のもの
- 思春期 → 10歳以降の発症で女の子に多い
といった分類がされます。
学校で行われる身体検査などで発覚する事が多いです。
機能性側湾症
一時的に発症する側湾症です。
どういう時に発生するかというと、椎間板ヘルニアなどで痛みが強い時にその痛みから逃げるために発生します。
簡単に言えば痛みからの逃避、または痛みにより背骨を動かせず一時的に側湾するものです。
側湾のもとになっている原因をまずは改善する事で、この側湾も改善してくる事が多いです。
構築性側湾症
この側湾症は簡単には真っ直ぐにはなりません。
それには理由があり、他の種類の側湾は横に曲がっているだけですが
構築性側湾症は背骨が横に曲がることに加え捻じれが混合しているからです。
背骨の曲がりと捻れといった変形が複合されたもの。
病気などから発生する側湾症
側湾症を発生させる病気はとても多く存在します。
また、分類分けもとても多くあります。
代表的なものを紹介すると
- レックリングハウゼン病
- マルファン症候群
- 背骨の腫瘍
- 脳性麻痺 など
があります。
側湾症から発生する症状
側湾症から発生する症状には
- 見た目の変化
- 痛み
- 精神的ストレス、負担
- 神経症状
- 呼吸器異常 など
があります。
見た目の変化
側湾症は進行が進むにつれて外見上の変化も大きくなってきます。
左右どちらかの肋骨が浮き出たり、大きく体が傾いたり…
結果として筋肉や関節に負担がかかり痛みへつながっていきます。
痛み
背骨の変形により筋肉への負担が大きくなり痛みが発生します。
また関節や靭帯、神経への負担もあります。
痛みだけではなく痺れが出てくることもあります。
精神的ストレス、負担
側弯が強くなり外見上の変化があることによって精神的ストレスを生じます。
精神的なストレスが大きくなると、自律神経系の症状に発展したり鬱(うつ)を併発したりします。
神経症状
側弯があると背骨が曲がります。
背骨の中には脊髄があり、その脊髄に負担がかかることで神経麻痺などを引き起こすこともあります。
呼吸器異常
側湾症は背骨の変形に伴い肋骨の位置異常や変形なども見られる事があります。
その場合、肋骨が肺や気管支に負担をかける事で呼吸器疾患を併発する事があります。
よく併発症としてあるのが気管支炎、喘息です。
側湾症に対して施術を行うことのメリット
側湾症に整体を行うことのメリットについてお話ししていきます。
まず結論からお話をしておくと、
『 側湾症に整体施術はとても効果的! 』
ということです。
前の項でもお話をしましたが側湾症があると背骨の変形により、筋肉や関節、靭帯、神経に大きな負がかかります。
そこに対して一心整骨院の柔道整復師が行う整体施術は上記のようなお悩みを解決するための整体施術です。
整体施術は徒手療法と言い、人が手で行うものです。
整体(徒手療法)は硬まった筋肉をほぐし滑走性を良好にし筋肉の痛みを改善していきます。
また関節の可動域を上げることもでき、スムーズな関節運動を行えるようになる。
神経は基本的には筋肉か関節によって圧迫を受け症状を呈している事がほとんどで、整体施術はそのような圧迫を取っていくことも可能です。
上記のことから側湾症に対して整体を行うという事は非常に有効と言えます。
しかし整体では改善できない事があります。
それは変形した背骨は改善できないという事です。
あくまで側湾症に対して整体が施術効果を発揮するのは前者のものだと覚えておきましょう!
側湾症を放置するとどうなる?
側湾症がもしも発覚した時に整体や、その他の専門治療を受けなかったらどうなってしまうのか?
もうお分かりの通り放置するとどうなるか分かりますよね!
- 日常の中で痛みが強く出てくる
- 背骨が大きく側弯していき見た目に異常をきたす
- 精神的ストレスが強くなり、心の負担となる
- 痺れなどの神経症状が発生する
- 気管支炎や喘息などになる
これをしっかりと知っておきましょう!
もし側湾症だと発覚した際には早期に整体施術を受けるか、専門治療を受けるようにしましょう!
側湾症を予防するには?
側湾症を予防するために日常生活で気を付けるべき事を紹介します。
- 同じ姿勢が長時間続くことを避ける
- 姿勢不良を改善する
- 背骨の動きを良くしておく
- 重たい荷物を左右両方で交互に持つ
- バッグなど肩にかける物は反対側でも持つようにする など
これが簡単に行える側湾症の予防法です。
特に重要な事のみを抜粋したのでぜひ行ってみてください!
別の記事で側湾症の予防体操やセルフケアについても紹介していくので参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は側湾症に対して整体の効果や、側湾症についての理解を深めて頂けたかと思います。
何度も言いますが側湾症に対して整体がもたらす効果は素晴らしいものです。
効果を実感しやすい症状でもあるという事で、近年では側湾症に対する整体施術は多く行われています。
側湾症でお悩みの方や、予防を行いたいという方は一心整骨院までご相談ください!