みなさまは整骨院で勤務する先生たちが何の資格を持っているのかご存知でしょうか?多くの方から整骨院の先生って整体師の資格なんですよね?というご質問を多く頂きます。実は整骨院の先生が持っている資格は整体師という民間資格ではありません!今回は整骨院の先生が一体何の資格を持っているのかお話ししようと思います!
整骨院の先生が持っているのは柔道整復師という国家資
整骨院の先生が持っている資格は「柔道整復師」という国家資格になります。多くの方々が知っている「整体師」とは全くの別物です。では何が違うのか?簡単なことを説明させて頂きます。
柔道整復師
①国家資格
②各種保険の取り扱いが可能
③骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの処置が可能
④厚生労働大臣からの認可を受けている
整体師
①民間資格
②保険の使用、取り扱いは不可能
③外傷への処置は不可能
④厚生労働大臣からの認可を受けていない
という分かりやすい特徴があります。ここからは細かく上記のことを説明させて頂きます。
国家資格と民間資格の違いとは?
国家資格
国家資格である柔道整復師は3年間または4年間もの間、専門学校もしくは大学で解剖学、生理学、整形外科学、外科学、運動学、リハビリ医学、柔道整復理論、実技、病理学、公衆衛生学、臨床医学などを学びます。人体の構造や目に見えないような組織の働き、医師の話について行けるように多くの医学的なことを学んでいきます。そこから国家試験を受け合格ができた人間のみが厚生労働大臣からの認可を頂き初めて柔道整復師を名乗る事ができるのです。国に認められた資格になります。
民間資格
では民間資格とはいったいどのようなものなのでしょうか?実は1日から2日程度の実習を受けて取得できるものが多く存在します。中には一週間ほど実技と座学を行って取得できるものや書類に必要事項を記入すれば、すぐに取得できる民間資格もあります…
このように国家資格と民間資格には知識的にも技術的にも大きな差があります。どちらが安心して通院でき施術を受けれるかは明白だと思います。
各種保険の取り扱い、外傷への施術に対して
国家資格の施術
国家資格である柔道整復師の場合だと厚生労働大臣からの認可を受けているため、各種保険の適用が可能です。柔道整復師の取り扱う症状には保険適用外のものも存在いたします。医師のように広範囲の症状に対して保険を適用していけるわけではございません。柔道整復師の保険が適用できるものは骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷の範囲となっています。骨折と脱臼に関しては応急処置以外は医師からの同意が必要となっています。一心整骨院では骨折、脱臼を発生した患者様はすぐに病院を紹介させて頂き、医師からの診断と治療計画などを頂きます。その後、医師からの指導を頂き骨折と脱臼の後療法として施術を行わせて頂きます。「治療」という行為が可能です。
民間資格の施術
民間資格では整体師を例に挙げさせて頂きますと、各種保険の取り扱いはできません。そもそも厚生労働大臣からの認可を受けていませんし、国が認めた資格ではないからです。できる施術としてもリラクゼーションマッサージができる程度のことが多いです。民間しかくの場合、治療という行為を行ってしまうと罰則を受けることになることが多く見受けられます。「治療」という行為は不可能であり禁止されています。
国家資格者と民間資格者、施術を受けるならどっち?
意見は多くあると思いますが、国家資格者と民間資格者のどちらの施術を受ける方がいいのか?というと国家資格者の施術を受ける事を推奨します。国家資格者が行う施術は治療であり、民間資格者が行うようなリラクゼーションではありません。症状について多くの知識を有し、施術法を知っているのも国家資格者です。患者様が安心安全に通院し施術を受けるためにも国家資格保有者にお身体を診てもらう方が良いです!
一心整骨院の先生はどうなの?
一心整骨院では施術スタッフ全員が国家資格である柔道整復師を所有しております。近年中、他の整骨院さんでは整体師を雇い入れて施術を行わせている所が多く見られます。患者様に言わなければ分からないという考えを持った整骨院があるので注意が必要です。
・一心整骨院の施術者は全員が国家資格者
・患者様への治療は国から認められた人間だけ
この考えは今後とも不変です。多くの患者様が安心して通院、施術が行えるように今後も尽力していきますので一心整骨院をよろしくお願いいたします♪